2015 AUTOBACS SUPER GT Round2 FUJI GT 500km RACE

速さを印象づけるもレース中盤に無念のリタイヤ。
2015年の開幕戦で、表彰台に上るという素晴らしいスタートを切ったAudi Team Hitotsuyama。今シーズンの活躍に期待が高まる中、第2戦「AUTOBACS SUPER GT Round2 FUJI GT 500km RACE」が、5月2、3日に開催されました。
耐久レースの意味合いが強い鈴鹿1000kmを除けば、通常より長い500kmという距離で争われる富士のレース。そのため、レギュラー・ドライバーのリチャード・ライアン/藤井誠暢両選手に加えて、Audi Sportファクトリードライバーとして活躍するステファン・オルテリ選手を迎え、長丁場のレースに臨みました。
5月2日、Q1、Q2と2つのラウンドに分けて進められるノックアウト方式による予選では、藤井選手がQ1を好タイムでクリア。続くQ2でもライアン選手が1分38秒277をマークし12番手につけます。
そして迎えた3日の決勝レース。第1ドライバーのライアン選手は、ステディな走りで順位を上げ、28周、8位のポジションで藤井選手と交代。藤井選手もライアン選手と変わらぬ1分40秒前後のタイムでコンスタントな走りを見せていましたが、46周目に突然ピットインします。理由はエンジンの水温の上昇で、レースを続けるのは難しくそのままリタイヤとなってしまいました。残念な結果ですが、戦える速さを披露しチームも確かな手応えを感じています。ぜひ、今後の活躍にご注目ください。
なお、今シーズンよりAudi R8 LMS ultraで参戦するAudi Team Racing Techは、10位で完走しました。

2015 AUTOBACS SUPER GT Round2 FUJI GT 500km RACE
開催日:5/2-3
開催サーキット:富士スピードウェイ
天候:晴れ
決勝開始時刻 : 14:22 終了時刻 : 17:19
出走台数 :26台
ドライバー:リチャード・ライアン/藤井 誠暢/ステファン・オルテリ
決勝周回数:100
決勝ベストラップ:1'38.638